ガンとやんわり聞かされて

もやもやゲーム会社員のはきだしチラ裏備忘録

気づいたら、12月

お子様達にたたき起こされ

寝ぼけまなこで居間に連行

プレゼントを開けてはしゃぎ回る

お子様に振り回されてながら

クリスマスの朝の始まり

リアクションを楽しみつつも

遊ぼうとねだられるのを

苦笑混じりにいなしながら

朝の準備も並走させてギリギリ出社

昨日は映画を楽しみ、ノンアルでチキンに舌鼓

上等なハッピーホリデーを満喫できた事を

家族医療その他支えていただいた全てに感謝

年に一度の希少な朝から始まった一日

また来年も楽しめるよう祈りつつ

仕事納めまでは勤労、勤労。

 

いつのまにか、11月

家族の看病で久々に会社を休む

手術の傷跡も薄くなりだし

月日の経過を感じる

食事に気をつけて、酒を断ち

粛々と体質の変化を願いつつ

次の検診を待つ長い戦いの中

おこさまの変化が心の支え

久々に下の子を送迎し

変わらぬ景色の中に

赤ん坊時代のよちよち登園を

ふと思い出す

願わくば、出来るだけ

先週末、上の子の演奏発表会と下の子の運動会に出席

輝かしい光景に感動しつつ、ドラマで見た幸せな時期の回想のような光景を目の前に「呑んだくれクズのくせによくここまでまっとうに生きれたな」という思いもふと頭をよぎる

これに関してはただただ運と縁に恵まれた事に感謝する他はない

ほんの数月前、入院日以後の未来の事を考えられなかった日々を経て、まばゆい景色の中にいられる今にただただ感謝

生きててよかったし、死ぬにはいい日だいやいやダメダメ、まだ生きる

あと15年は働き蓄え、子らにしっかり残してからでお願いしたい

それはさて置き、こんな「もう悔いはない」と錯覚できるような1日を出来るだけ多く過ごしていきたい

仮にまた不運に襲われても、あの日を過ごせたから悔いはないと思えるような1日を、願わくば出来るだけ多く。

およそ、ひと月

退院後約一ヵ月経過

体調は順調

野菜と魚を中心にした食事を

ノンアルビールで流し込みつつ

諦観を抱えながら

業務に勤しむ日々を経て週末

 

子らと戯れつつ

お彼岸の墓参り

久々に母と寿司を食い

思えば遠くに来たものだ、と

おそらく半分以上は過ぎた

半生を振り返る

 

上手に老けたいな、と思いつつ

中トロの誘惑に未だ勝てず。

また来れた、プール

今日は上の子と

その友達を連れてプールへ

念のためお腹は

ラッシュガードでおおって

朝からはしゃぎ回るおこさん達を

見守る一日

どこが秋だかわからない

昼下がりの帰り道

部屋で涼んでたら猛烈な睡魔

軽く午睡し

はしゃぐ子らの笑い顔を

思い返してみたり。

 

ふと、ありがたみ

入院前の時間に感じた

去るには惜しい感覚のおかげで

相変わらず目に写るものや

休日の何げない時間の経過に

ありがたみがある

日々忙殺しいたずらに

溶かしていた感覚が薄れて

早食いの人がゆっくり噛んでたべるように

なったという感じ?

そんな感覚がある気がする

上善如水のごとく美味い

餃子の王将の水を飲みながら

ふと思った次第。

戦う、戦い

これからは

再発させない為の戦いに

入っていくわけで

基本的には町田康を見習って

挑戦した禁酒と

見直した食生活の継続

中島らもの小説かなんかで読んだ

「酒やめると甘い物が食いたくなる」

じゃないが

メープルの染みたパンケーキ食べたら

やたら美味かった

久々に食に誘惑される

自分がいたりするが

多分今後は

こういうのと戦う戦い。